恋愛歴。

2003年1月25日
聞きたくない人が居ても今日は語ります。

ええっと、とりあえず。
私は9年近く好きだった人が居ます。
…正確には居ました。

小学校3年からそれこそ高校卒業まで。
もしかしたら卒業してからもそうなのかも。
とにかく優しい子で、きっかけなんかもう本当に小学生。
消しゴム拾ってくれただけなんですけど、
当時色々(いじめられたり、ケガをしたり)あって、
本当に優しさにやられた感じで。
大好きで、仲も良くて、ふざけたり、喧嘩したり、
本当に大好きで。
小5の時に髪を後ろで結って行ったとき
「可愛いじゃん」と言ってくれたこと、
小6の時に委員会の仕事で残ってた時
「一人じゃ無理だろ」と手伝ってくれたこと、
中1の時に教室の入口で鉢合わせして
「一応レディーファーストで。」と先に通してくれたこと…
ことごとく自分でも怖いくらい覚えてる。


でも彼は、中2の時、
私の当時の親友と付き合い出した。

中2の初めで仲良くなった彼女は、
私が彼を好きなことも知ってたし、
応援すると、頑張ってと、笑顔で言ってた。

私は彼女の気持ちなど全く知らずに親友になる。
林間学校で彼女から告白された彼は受け入れた。

私は、友達のコテージで、泣いた。

だからといって親友を辞めるわけにはいかない。
「おめでとう」
私はそう言うしか無い。
親友は続いた。
彼女は私の前で彼の話しをした。
「この前は…」「あの時…」

笑顔で聞いていたけど、
「あなたの知らない彼を私は知ってるのに」と
悔しさに押しつぶされそうだった。

中3の2月。たまたま彼と帰り道が一緒になった。
小学校からの友達が気を効かせてくれたのか、
「俺はこっちから帰るから」と途中で道をそれた。

先に行ってしまおうと、自転車を勢い良く漕ぎ出すと、「待てよ。」と、彼も自転車を漕いだ。
「追いつけねーだろ。」と隣りに来て言った。

涙がでそうだった。
どこまでこの人は優しいのか。
受験や友達のこと。当たり障りの無い事を話した。
彼女の話はしなかったし、出なかった。

その数日後、彼女は私と口を聞いてくれなくなった。

原因は解らない。
恐らく私が彼と一緒に帰ったことを誰かに聞いたのだろう。

彼もそれに気付き、席の近かった音楽室で
「なにかあったの?」と聞いてきた。
「別に…」と答えた。
「何で隠すの。見てりゃわかんだけど。」と言う。
そりゃそうだ。明らかにおかしいし。
「…嫌われちゃったみたい。」とアハハと言って見た。
「…何で?!」笑顔作戦失敗。
「解らんけど。ほら、しかたないよ、私昔から嫌われやすいからさ〜」実際、いじめられたりしたこと知ってるし良いやと開き直った。
「だからって理由無く人嫌って良いわけ無いだろ。もし本当にくだらない理由でおまえを嫌ってるなら俺はあいつを信じられないし、そうなら俺はおまえの味方だから。」と言った。

それは彼女の居る人のセリフじゃないだろと、
しかもその彼女が嫌う女に言うセリフじゃないだろと、
頭良くても馬鹿なんじゃないかコイツと、
思いながら
その日の帰り道は泣きながら帰った。


結局2人が卒業後どうなったのか知らない。
高校は彼女と同じだったが、相変わらず嫌われてて
校内で会っても口すらきかなかった。

彼には高1の文化祭で会いに行ったきり。
「来てくれたの?!」と見下ろされた笑顔は
嬉しかったし、何故か心に痛かった。

今は2人とも顔もうっすらとしか思い出せない。
成人式にも来なかった。
***********************

ここまで書いて、
私はなんて情けないんだろうと思った。
結局9年も好きで居てしまったのは
私が思いを告げることができなかったから。

だからここまでひきずった。
情けない、女。
顔さえ思い出せなくても好きで居てしまった。
馬鹿みたい。

今はもう絶ちきって、新しい思いを抱いてるけど、
この先も色んな物を手に入れて、
それを引きずらないで生きられるのか、
解らない。

もう引きずりたくなんかない。

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