熟れた罪。

2003年7月9日
12歳。

私は何をしていただろう?
今よりも子供だったのは確か。

今よりも純粋だったのも確か。


でも命の意味は
なんとなく解ってた。

道端の猫の亡骸も
「怖い」と思いながらも「可愛そうに」と感じた。


火葬場で木の箱の中、横たわる叔母を見て
「死んでない!」と泣きながら駄々をこねたのは10歳の時。


祖父が亡くなり、病室に駆けつけた時は
信じられず、声さえ出なかった。
葬儀では息が出来なくなるんじゃないかと思うほど泣いて
呼吸困難になった。


想像してみる。
自分の子供が、もし命を落としたら。


私には耐えられない。
それ以上考えられない。


そして、自分の子供が誰かの命を奪ったら。

やっぱり耐えられない。

一番辛いのは、誰なんだろう。

外側から見ていることしか出来ない
私には解らない。
解らない。

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